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映画『カツベン』

たまたま朝早く(6時台)に荷物を取りにお店に来たら、もう一人たまたま朝早く来たSTAFFがいて、僕はSTAFFかな~と信じてお店に入ったのにもう一人からは泥棒だと思われていた安藤です。

映画『カツベン』

周防正行監督

成田凌主演 ヒロイン黒島結菜

12月公開のPRで周防監督の長野でのヘアメイクを僕が担当させていただきました

周防監督とはもちろん会うのは初めてでとても光栄でしたし、人柄もとても良く、すごく良い経験をさせていただきました。

今回は、映画の原点である【活弁士】という職業の話。

ちなみに活弁士って知ってましたか!?

僕は初めてでなんのこっちゃと思っていましたが、活弁士は映画を作り始めた大正時代ではまだ映像に声や音がなく、その無声映画の横で内容を語り、表現して解説する職業のこと。

そんな人いたのか!!って感じですよね!!今でもいるみたいですよ!

周防監督はその活弁士という職業の説明や映画PRで47都道府県全部行くみたいです!長野は13県目らしい!全部はさすがにすごいですよね!

その日だけでも全テレビ局、新聞社雑誌社とか10以上の数の取材を受けてました。

映画の内容や裏側までの全部の質問を近くで聞けた僕は、その日の中で誰よりも詳しくなれたと思うし、今誰よりも映画が気になってる人だと思いますけどね笑

主演の成田凌さんは映画の撮影に入る2~3カ月前から活弁士さんの指導を受けて、活弁士としての表現力がどうやらすごい楽しいらしいので見ものらしいですよ

周防監督のインタビューの中で、「映画を作っていて1番大事にしてきていることは何ですか??」という質問があり、

「【驚き】です」と答えていました。

過去の[Shall we dance][それでも僕はやってない]にしてもこんな世界があるのか!冤罪のこととか、

今回も活弁士ってこんなおもしろくてすごい人達がいたんだ!とか。。

映像から[驚き]を感じた時に、人は面白い!とかすごい!また見たいとか思う。

最初は写真が動く!動画になっただけで人は衝撃をうけ、そこから映像というものは、色んな驚きを伝えてきた。。。

などなど。

そしてカツベンでも映像の撮り方を当時の撮り方にこだわったり、映画に出てくるサイレント映画も再現して全部撮り直したりとか。。

映像の歴史や周防監督の想い、こだわり、考えを聞いた時に映画がすごく楽しみになったし、自分の仕事についても考えさせてくれる1日になりました。

まあとか言いながら単純に後ろで誰よりも「へぇ~~!!すご~い!」を連発してる傍観者でしたけど笑

12月が楽しみです。

皆さんも是非、注目していてください!ヾ(≧▽≦)ノ