レベル42になりました石倉です。
最近お客様から頭皮の乾燥が気になるという声がありましたので、頭皮の乾燥対策をお伝えします。
頭皮が乾燥する原因って? NG行動をチェック!
頭皮が乾燥する原因は、季節によるものもありますが、日頃の習慣にもあります。まずは、頭皮乾燥を招いてしまうNG行動がないか、さっそくチェックしてみましょう!
1. 冷暖房の効いた部屋に長時間いる
長時間冷暖房の効いた室内にいると肌が乾燥するのと同様に、頭皮の水分も失われていきます。暑い夏場でも油断は禁物です!
冬場はただでさえ乾燥しているのに、暖房をつけることでさらに乾燥してしまうため、頭皮の乾燥も進行しやすくなります。
2. 1日に何度もシャンプーをしている
フケやかゆみが気になるからといって、1日に2回も3回もシャンプーをしていると、頭皮の保湿に必要な分の皮脂まで失われて、余計に頭皮の乾燥を招いてしまいます。
絶対だめです(>_<)
3. 40度以上のシャワーで髪を流している
シャワーの温度が熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥する原因につながります。
メリットは気持ち良さだけです😣
4. 髪をきちんと乾かしていない
頭皮が濡れたままでいると、雑菌が繁殖しやすい状態に😖雑菌が繁殖すると、頭皮のターンオーバーが正常に行われなくなり、頭皮の乾燥が起きやすくなります。
ドライヤーを使ってきちんと乾かしましょう👍
5. 食生活が乱れがち
頭皮は、食事の中で摂取した栄養素が血液中から運ばれることで健康な状態を保てるため、食生活が乱れてしまうと、頭皮の乾燥を招く原因に!
インスタント、ファーストフードは控えましょう😌
心当たりがあったら、まずはNG行動の見直しを!
頭皮の乾燥とフケの関係性って?
フケとは?
フケは、頭皮の角層がはがれたものに、汗、汚れがまざったものです。
アカのようにはがれにくく、シャンプーやシャンプー後のお手入れが不足すると、フケとなって目立つようになります。
フケが出るのは頭皮の乾燥が関係ある?
フケには乾性のフケと脂性のフケがあります。
【乾性のフケ】
皮脂の分泌量が少ない人に多くみられるフケです。頭皮を乾燥させる条件が加わると、角層細胞を密着させる力が不足して角片が余分にはがれるため、さらさらとしたフケになります。
【脂性のフケ】
皮脂の分泌量が多い人にみられ、角片がふやけたような状態になり、しめった大きなフケがでます。この状態は、細菌が繁殖しやすく、細菌の分解物がかゆみや炎症につながりやすいので要注意です。
このように乾性のフケには頭皮の乾燥が関係しています。
頭皮の乾燥と抜け毛の関係性って?
頭皮の乾燥が直接、抜毛につながるという科学的根拠はありません。
頭皮は皮ふであると考えると、頭皮が乾燥、すなわち角層中の水分が減少して角層がめくれてはがれかけたような状態は、角層本来の機能であるバリア機能が低下している状態といえます。つまり、些細な刺激によって炎症が起こりやすい状態になっているのです。
弱っている状態ですね。
また、頭皮のかゆみに関しては、乾燥というより、過剰な皮脂や汚れに起因することが多いと考えられます。かゆみ自体がすでに炎症の前兆・サインでもあり、かくことで頭皮を傷つけてしまってさらに炎症を悪化させて抜毛につながるということは十分起こり得ると考えられます。
頭皮(皮ふ)に炎症が生じると、その際放出される因子が毛の成長を妨げて抜毛やハリ・コシの低下につながりますので、頭皮に適度なうるおいを与えてあげましょう。
頭皮の乾燥を防ぐ方法
頭皮の状態を良くするために、シャンプーの洗い方や髪の乾かし方、食生活など、今日からできる頭皮の乾燥対策を3つご紹介します。
1. シャンプー時に気をつけたいこと
シャンプー時は頭皮の乾燥につながりやすい要因が多いもの。頭皮の乾燥を防ぐには下記の3つのポイントを意識しましょう。
【POINT1】低刺激のシャンプーを選ぶ!
頭皮が乾燥している時は、頭皮への刺激をなるべく抑えたいもの。低刺激のシャンプーをチョイスして、乾燥で敏感になっている頭皮をやさしく洗い上げましょう。
【POINT2】指の腹を頭皮にあてて洗う!
シャンプーは直接地肌につけず、手のひらにとって泡立て、指の腹を頭皮にあてて洗うように心がけましょう。爪を立ててゴシゴシと洗うと、頭皮が傷ついてしまい、炎症が起きたり、ヘアケア製品による刺激を受けやすくなるなど、頭皮乾燥の原因になるので注意しましょう。
【POINT3】お湯の温度は約38度を目安に、しっかりすすぐ!
すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残り、頭皮の乾燥につながります。3分間ほどかけて、しっかり洗い流しましょう。また、髪をすすぐ時のお湯の温度は、38度程度のぬるま湯に。少しぬるいと感じるくらいが、頭皮にはおすすめです。
2. ドライヤーの長時間の使用はNG! 髪を乾かす時のポイント
髪を乾かす時に気をつけたいのは、乾燥を招く原因となるドライヤーのかけ方。温風を頭皮に当てる時間や、頭皮の距離を意識しながら、髪を乾かしましょう。
【POINT1】タオルドライでドライヤーの時間を短縮
タオルドライをして水気をふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮でき、熱による頭皮のダメージを抑えられます。
【POINT2】ドライヤーは、髪から10センチ以上離す!
ドライヤーは、髪から10センチ(親指と人差し指を軽く広げた程度)以上離して使うことを心がけて。また同じ箇所に長時間熱を当てないように注意しましょう!
3健やかな頭皮をつくる! おすすめの食品&食材
毎日のヘアケアと合わせて、バランスのいい食生活を心がけることも健やかな頭皮づくりに欠かせない要素です。健康的な頭皮をつくる「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」、「血行促進」に働きかける食品・食材をご紹介します。これらを使ったバランスのいい食事を心がけることで、頭皮の乾燥が改善されます。
頭皮のターンオーバーを促す食品&食材
●ビタミンA
牛乳・乳製品、卵、鶏レバー、あんこう肝、うなぎ蒲焼、銀だら、ほたるいか
●カロテン(α・β)
にんじん、あしたば、モロヘイヤ、ほうれん草、西洋かぼちゃ、小松菜、大葉、パセリ、にら、ブロッコリーなどの緑黄色野菜
●β-クリプトキサンチン
温州みかん、干し柿、ポンカン、オレンジ、グレープフルーツ、干し柿、ポンカン
頭皮の血行を促す食品&食材
●ビタミンE
アーモンド、うなぎ蒲焼、はまち、マトン、モロヘイヤ、西洋かぼちゃ、ほうれん草、アボカド、ヘーゼルナッツ、植物油(ひまわり油、綿実油、米ぬか油、紅花油、大豆油、コーン油、菜種油、オリーブ油)
●ビタミンP
みかん・オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの柑橘類の内皮の薄皮、あんず、さくらんぼ、そば粉、そば茶、日本そば(そば湯も)
●ビタミンC
ピーマン(赤・黄)、ブロッコリー、芽キャベツ、カリフラワー、パセリ、ゴーヤ、高菜、大根葉、すぐき菜、しし唐辛子、京菜、からし菜、ケール、レッドキャベツ、さやえんどう、れんこん、じゃが芋、さつま芋、里芋、アセロラ、いちご、いよ柑、温州みかん、柿、ネーブル、はっさく、キウイフルーツ、グァバ、グレープフルーツ、パパイア、レモン
毎日のケアやアイテムを見直すだけで、頭皮の乾燥は改善されていきますよ。ぜひ参考にしてくださいね!
HAIRSILVAにもオススメシャンプーやスパなどがありますので是非ご相談ください!