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感動を呼ぶ職人技
新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったため、子ども達とどう楽しく過ごすか・・・と頭を悩ませている嵯峨根です。
お休みの初日はクッキー作りをして楽しく過ごしました🤭
3月3日はひな祭りでしたね🎎
家族でお祝いしたご家庭も多いのではないでしょうか🌸
先日、テレビを見ていたら、雛人形の作り方を詳しく放送している番組がありました。
雛人形を作る職人さん達の一つ一つの技に目を奪われ、テレビに見入ってしまいました🤓
雛人形は頭師、髪付師、手足師、着付師など、職人さんがそれぞれ分業して制作し、それを組み合わせて一つの雛人形ができあがるそうです。
その職人さん達の雛人形にかける想いや情熱、追求心、繊細さなどがすごく伝わって心打たれました✨
手のパーツを作る職人さんは、小さな小さな爪先まで一本一本心を込めて手彫りをして、やわらかな動きのある手に仕上げていました。
お顔を作る職人さんは、目のガラス玉を埋め込む角度にもこだわり、目、口、歯など細かい所を手彫りで作り上げていました。
そして、顔のパーツに合わせて筆を変えてお化粧をしていきます。
髪の毛の生え際も一筆一筆ていねいに描いていました。
そして出来上がった頭部に髪付師さんがお髪を付けていくのですが、この職人技にも感動✨
髪一本一本をキレイに整え、一本も乱れることなく結っていきます。
お雛様の綺麗なお顔を見事に引き立てるお髪が完成しました✨
最後は体のパーツを作る職人さんが、着物や腕の角度などにこだわって仕上げた胴体に頭をつけ、素晴らしいお雛様が出来上がりました🎎
それぞれの職人さんが全身全霊を傾けて作り上げるパーツだからこそ、すべてが合わさった時に上質で感動を呼ぶお雛様になるんだな、と強く感じました。
髪付師さんいわく、お顔を作る職人さんはどんな人でもクセがあり、お雛様の顔は左右対称にはならないそうです。
そのお顔の特徴をしっかりみて、髪で左右対称に見えるように髪を整えていくそうです。
それが髪付師の仕事だとおっしゃっていました。
それを聞いて「あぁ、美容師と一緒だなぁ」と思いました。
美容師もただ髪を切ったり、セットしているわけではありません。
一人一人のお客様と向き合い、その人が一番似合うスタイル、長さ、バランスなどを考えて仕上げていきます。
お雛様を作っている職人さん同様、美容師という職人として情熱と誇りを持って、感動を呼ぶ仕事をしなければ…と改めて思いました。
そして最後に・・・
幼い頃、ひな壇からこっそりお雛様をおろし、おままごとをしていた事・・・、
興味本位でお雛様の首を抜こうとしていた事を、ものすごく反省しました。
お雛様、大変申し訳ございませんでした・・・😂