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自分の役割って何だろう?

嵯峨根です。

今回は私のオススメする坂城町出身の現代アーティスト、小松美羽さんの著書「世界のなかで自分の役割を見つけること」を読んで感じたことを書きたいと思います!

人は誰もが「役割」を持っているそうです。自分の役割に気づくことができた時、人としてまた一つ成長できるのかもしれません。

そもそも「役割って何?どういうこと?」と思いますよね。ここでいう「役割」とは、この世に生まれた人は誰もが世界の中での役割があり、それを果たす生き方をすること。生を受けた意味を見つけること。

小松美羽さんは著書の中で“絵を通じてたくさんの人に大切なことを伝えること、見えない世界と見える世界をつなげること”という自分の役割に気づき、それを果たす生き方をしていると書いています。小松さんの本を読んだとき自分の役割って何だろう?と考えました。そして自分の役割に気づくか気づかないかで毎日の生活にも大きな差が出るなと思いました。

役割は人それぞれ。仕事や学校生活を通して役割を見つける人もいれば、家庭の中で夫として、妻として、父として、母として、子としての役割がある人もいるかもしれません。どれが正解かはわかりませんが、みんながそれぞれ自分の役割について考え、それを果たすために生きてみようと思った時、また新しい自分を発見することができたり前向きな気持ちで生活ができるような気がします!

私は以前、軽井沢で開催された「小松美羽展」へ行きました。ずっと気になっていた小松美羽さんの作品。わくわくした気持ちで会場に入ったのですが、作品を見た瞬間にあまりの衝撃に言葉がでませんでした。小松さんが描く神獣たちは本当に命が宿っていて、何かうったえかけているような、ものすごいエネルギーを感じたのです。私は絵についてまったく詳しくはありませんが、小松さんの作品は神秘的で迫力があり、力強い何かを感じました。一筆一筆、魂を込めて描かれた作品にものすごく感動したことを覚えています。

小松さんは「大和力を世界に発信したい」という思いで作品一つ一つに魂を込めて筆を動かしています。それが小松さんの役割だからです。私は小松さんのように心を打つような、魂をゆさぶるような絵は描けないし、神獣なども見えません(笑)でも、私には私の役割があると思うと、何かにつまづいた時やうまくいかない時なども「意味がある」と思えるようになり、前向きに考えられます。

みなさんは自分の役割に気づいていますか?役割について考えてみると新しい自分に出会えるかもしれませんよ♪